この記事では、現在(2026年3月時点)能登の仮設住宅で暮らしている私が、被災後のネット回線選びの「リアルな事実」をお伝えします。
2024年1月の能登半島地震(約2年前の情報です)で家が半壊し、市営のみなし仮設住宅を経て、現在の仮設住宅に入居しました。
そこで直面したのが「インターネット回線をどうするか」という問題です。
結論から言います。
将来的に「自宅を再建する予定」がある方は、仮設住宅に光回線を引くのは推奨しません。
ポケット型のWi-Fiを選ぶのが現実的です。
なぜそう言い切れるのか、現在進行形で仮設住宅に住む被災者の視点から、根拠となる事実だけを説明します。
1. 仮設住宅に光回線の営業は来るのか?(事実)
現在(2026年3月時点)、私たちが住む仮設住宅にも光回線の営業担当者が回ってきています。
実際に光回線の引き込み工事を行い、固定回線を利用しているご近所さんもいらっしゃいます。
つまり、「仮設住宅に光回線を引くこと自体は可能」というのが最新の事実です。
しかし、私たちは光回線の契約を見送りました。
最大の理由は「退去時の撤去費用」と「自宅再建時の再工事費用」という、二重のコストが発生するリスクがあるからです。
光回線は、電柱から物理的なケーブルを部屋に引き込む工事が必要です。
仮設住宅を出て新しく再建した自宅に引っ越す際、仮設住宅の回線を撤去し、さらに新しい自宅で再び開通工事を行うことになります。
家を再建するためには莫大な資金が必要です。
それに加えて、ネット回線の工事費まで二重に払う余裕は、我が家にはありませんでした。
2. 我が家が「ポケットWi-Fi」を選んだ決定的な理由
我が家は、地震直後の約2年前に石川県内の市営住宅(みなし仮設)に入居した際、ポケットWi-Fiを契約しました。(約2年前の情報です)
そして現在も、能登の仮設住宅でそのポケットWi-Fiを解約せずにそのまま使い続けています。
理由はシンプルです。
・工事が一切不要であること
・引っ越しの際も、端末を持っていくだけで手続きや工事費がかからないこと。
我が家は、身体障害1級で車椅子に乗る妻と、5歳の娘の3人家族です。
妻の通院や生活支援の情報を調べるためにも、また、慣れない仮設住宅での生活でストレスが溜まりがちな娘が、少しでも笑顔で動画を楽しめるようにするためにも、インターネット環境はまさに「インフラ」として必須でした。
しかし、市営住宅から仮設住宅へ、そして将来は再建した自宅へ……と、車椅子での移動や引っ越し作業自体が健常者のご家庭よりもはるかに大変な状況において、その都度「光回線の撤去立ち会い」や「新居での開通工事の立ち会い」が発生することは、身体的にも心理的にも大きな負担になります。
ポケットWi-Fiなら、住所変更の手続きをするだけで、工事費ゼロでどこへでも持っていくことができます。
3. 仮設住宅特有の「30Aの壁」とポケットWi-Fiの相性
さらに、実際に仮設住宅に住んでみてわかったポケットWi-Fiの強みがあります。
それは「バッテリーが内蔵されていること」です。
現在の仮設住宅はアンペア数が30Aしかなく、電子レンジやエアコンなどを同時に使うと頻繁にブレーカーが落ちます。(2026年3月時点の最新の事実です)
もしコンセントから電源を取る光回線のルーターや、据え置き型のホームルーターを使っていた場合、ブレーカーが落ちるたびにWi-Fiの電源も切れ、再起動に何分も時間がかかってしまいます。
しかし、ポケットWi-Fiであれば端末自体にバッテリーがあるため、ブレーカーが落ちても、さらには地域の停電が発生しても(約1年半前の奥能登豪雨の際も3日間停電しました)、通信が途切れることはありませんでした。
災害時や電力供給が不安定な環境において、この「自立して通信できる」という事実は非常に心強いメリットです。
4. これから選ぶならコレ!「ギガWi-Fi」の事実と強み
これから仮設住宅や賃貸で新しくWi-Fiを契約する方に向けて、現在ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)にて公式に確認できる最新のサービスをご紹介します。
私が条件や仕様を確認した中で、今の仮設住宅暮らしの状況に最も適していると判断できるのが「ギガWi-Fi」というサービスです。(以下の情報はすべて2026年3月時点の公式サイトの最新情報に基づきます)
【ギガWi-Fiの明確な仕様と事実】
・料金プラン:100GBの大容量プランが月額2,450円(税込2,695円)で利用可能。
・通信回線:クラウドSIMを採用しており、ソフトバンク、ドコモ、auの回線の中から、その場所で最も電波が強い回線を自動で掴んで通信します。
・導入の早さ:最短即日発送で、回線工事は一切不要。届いたその日から使えます。
仮設住宅は、立地や建物の構造(プレハブ等)によって、特定のキャリアの電波が入りにくい局地的な死角が存在することがあります。
そのため、1つの通信会社の電波しか拾えないルーターよりも、大手3キャリアの回線を自動で切り替えてくれるクラウドSIM型の「ギガWi-Fi」は、理にかなった選択肢だと言えます。
また、月額2,695円(税込)で100GB使えるという料金設定は、毎月の生活費を切り詰めたい被災後の家計においても非常に助かる価格帯です。
※なお、ギガWi-Fiの通信速度に関する事実として、本サービスは5G通信には対応していません(4G LTE回線となります)そのため、オンラインゲームなどで光回線並みの超高速通信を求める方には不向きです。しかし、「Webサイトの閲覧」「家族とのLINE」「YouTubeの標準画質での動画視聴」といった日常使いであれば、4G通信でも全く問題なく快適に利用できるスペックです。
5. では、光回線を引くべき人はどんな人か?
ここまでポケットWi-Fiを推奨してきましたが、「絶対に光回線を引いてはいけない」というわけではありません。今後の生活プランによっては、光回線を契約した方がメリットが大きい方も確実に存在します。
【光回線を引くべき人の条件】
・すでに自宅を再建済みで、今後数年間は引っ越す予定がない方。
・仮設住宅から「災害公営住宅」へ移住し、そこに長期定住することが確定している方。
・引っ越しの予定が当分なく、家族全員で高画質の動画視聴やオンラインゲームなど、大容量かつ高速な通信を日常的に行う方。
このように、引っ越しに伴う「撤去・再工事」のリスクがない方であれば、通信の安定性と速度に優れる光回線を選ぶのが正解です。
もし上記の条件に当てはまり、これから新規で光回線を引く予定の方には、「BiZiMo光(ビジモ光)」という選択肢があることをお伝えしておきます。(以下の情報は2026年3月時点の最新情報です)
【BiZiMo光(ビジモ光)の明確な仕様と事実】
・通信速度:最大10Gbpsの超高速通信サービスが提供されています。
・回線の種類:NTT東日本・西日本が提供するフレッツ光と同じ回線を使用しているため、提供可能エリアが広いです(すでにフレッツ光を利用中の方は工事なしで乗り換えが可能です)
・キャンペーン:当サイトの指定リンク経由で新規申し込みをした場合、最大30,000円のキャッシュバックが実施されています。
引越し予定がない定住組の方であれば、こうした高額なキャッシュバックを活用することで、初期費用や当面の通信費を大幅に節約することが可能です。
まとめ:Wi-Fi選びは「次の住まい」を見据えて決める
インターネット回線は、一度契約すると解約や変更に手間とコストがかかります。
特に私たち被災者のように、仮設住宅での生活がいずれ終わりを迎える(新しい住まいへ移る)ことが前提となっている場合は、目先の速度だけでなく「引っ越す時の身軽さ」を最優先に考えるべきです。
我が家のように、いずれ自宅を再建して引っ越す予定がある方、あるいは今後の住居がまだ明確に決まっていない方は、工事不要で持ち運べるポケットWi-Fi(ギガWi-Fiなど)を選ぶのが、事実に基づく最も安全な選択です。
逆に、災害公営住宅などへの定住が決まっている方は、キャッシュバック特典などをフル活用して、安定した光回線(BiZiMo光など)をしっかり引いて、日々のストレスを無くすことをおすすめします。
ご自身の「数年後の予定」と照らし合わせて、最も無駄のない回線を選んでください。


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