仮設住宅で暮らし始めて痛感したのが、アンペア数の低さです。
我が家は30A契約。
冬場にエアコンをつけ、電子レンジとIHを同時に使った瞬間、無情にもブレーカーが落ち、部屋は真っ暗になります。
ようやく確保したブログ執筆の時間。
せっかく書き進めていたのに、ブレーカー落ちで集中力が削がれるのは本当に辛いものです。
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我が家はモバイルWi-Fiなので、停電してもネット自体は切れません。
でも、ブレーカー落ちに気づかず放置して「いざ使おうとしたら電池切れ」となっては、孤立した被災地では情報の死を意味します。
だからこそ、僕は防災用に買った「EcoFlow RIVER 2 Pro」を、モバイル機器の「常設充電ステーション」としてフル活用しています。
1. なぜ「UPS(無停電電源装置)」ではなく「ポタ電」なのか?
PCに詳しい人なら「停電対策なら、安価なUPS(無停電電源装置)で十分じゃないか」と思うかもしれません。
確かに、据え置きでPCを守るだけならそれでも正解です。
ですが、能登半島地震と奥能登豪雨を経験した僕は、あえてポータブル電源を選びました。
理由はシンプルです。
「いざとなったら、片手で持って仮設住宅を飛び出せるから」です。
据え置きのUPSは重く、避難所に持っていく設計ではありません。
停電からPCを守るだけの「点」の備えではなく、避難先でも家族のスマホや明かりを支え続ける「線」の備え。
この機動力と拡張性こそが、僕がポタ電を出しっぱなしにしている最大の理由です。
2. 「家族の通信」は何時間維持できるのか?(数値シミュレーション)
実際に、停電時に我が家のメイン機材がどれくらい動くのか計算してみました。
(※RIVER 2 Proの容量768Whをもとに算出)
- モバイルWi-Fi(約5W): 約120時間以上(5日間!)
- スマホのフル充電(約15Wh): 家族3人分を毎日充電しても約1週間
- MacBook Air(約30W): 連続使用で約20時間以上
ブレーカーが落ちて一晩復旧しなくても、あるいは豪雨で数日間停電しても、「外部と繋がる手段」だけは1週間近く維持できる。
この数字が、仮設住宅で暮らす僕たち家族の『心の防波堤』になっています。
3. 繋ぎっぱなしを支える技術「EPS機能」
壁のコンセントと充電器の間にポタ電を挟む。
これだけで、うっかり停電から通信環境を守れます。
それを可能にするのがEcoFlowの「EPS(非常用電源)機能」です。
普段はパススルーで給電し、ブレーカーが落ちた瞬間、0.03秒(30ミリ秒)という超高速でバッテリー給電に切り替わります(※2026年3月公式サイト仕様)
唯一の注意点は、冷却ファンの音がたまに「ブォーン」と鳴ること。
狭い仮設住宅では、寝室の隣の子供部屋の角に配置し、家族のスマホやモバイルWi-Fiをまとめて集約する「充電基地」にしています。
4. あの「豪雨の夜の後悔」を二度と繰り返さないために
僕がポータブル電源を導入したのは、奥能登豪雨を経験した後でした。
3日間の停電と孤立の中、スマホのバッテリーが減っていく恐怖、そして娘の「パパ、いつ電気つくの?」という言葉に何もできなかった絶望感を、僕は一生忘れません。
今はEcoFlowを「生活インフラ」として常にフル充電で待機させています。
この環境なら、次にどんな災害が来ても、MacBookも、妻のスマホも、モバイルWi-Fiも、すべてこの1台で支え続けることができます。
実際に、768Whという容量で「冷蔵庫」や「スマホ」がどれだけ動くのか? 最新相場も含めた徹底検証はこちらの記事にまとめました。
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まとめ:ポタ電は「もしも」を「いつも」で守る道具
モバイルWi-Fiだから安心、ではなく「モバイルWi-Fiを充電できるポタ電が常に満タンだから安心」。
ポータブル電源は、押入れに眠らせる「予備」ではなく、日常のストレス(ブレーカー落ち)を消し去るための「現役装備」です。
今日から、家族の通信を守る砦として活用してみませんか?




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