能登で被災したパパが、家族を守るために本気で揃えた防災リスト10選

水彩画風のタッチで描かれた、オレンジ色の暖かい光の中で男性と小さな女の子が寄り添い、優しく抱き合っているイラスト。 画像中央には大きな白い文字で「家族を守るために本気で揃えた」、その下に赤い大きな文字で「防災リスト10選」とテキストが重ねられている。 防災・備えの実践

後悔の朝から見えたもの

先日、保育園の入り口で 「パパと遊ぶ方が楽しい…!保育園いやだ!!」と泣き叫ぶ 5歳の娘の手を振り切り、 僕は仕事(ブログ)へと向かいました。

後ろ髪を引かれる思いの中で痛感したのは、 「家族の笑顔を守るためには、パパに心の余裕がなければならない」 ということです。

そしてその余裕は、 確かな「備え」があってこそ生まれるものです。

能登半島地震と奥能登豪雨を仮設住宅で経験し、 貯金があっても、知識があっても、 物理的な「モノ」が足りずに娘を不安にさせてしまった……。

あの日の猛烈な後悔があるからこそ言える、 教科書通りの防災セットでは絶対に足りなかった 「現場のリアルな必須リスト」をまとめました。


1. ✅ 後悔から学んだ「ポータブル電源」:娘の夜を照らす命綱

ポータブル電源eco flow の写真

被災した最初の夜、停電で真っ暗な中、 娘は「パパ、怖いよ…」と震えながら 僕の服を掴んで泣き続けました。

スマホの充電は残り15%。 情報を集めるべきか、 娘に動画を見せて安心させるべきか。

あの時の、心臓が締め付けられるような 究極の選択と絶望感は、 二度と味わいたくありません。

その後、必死の思いで購入したのが EcoFlow RIVER 2 Pro です。

実際に使ってみて分かったのは、 スマホ充電なら約50回以上、 娘が落ち着くためのタブレット動画視聴も 丸一日余裕でこなせるという「圧倒的な安心感」です。

768Whという容量は、 今の仮設住宅での補助電源としても 「ちょうどいい」サイズでした。

パパが「明かりがあるから大丈夫だよ」と 笑顔で言えるだけで、 子供のメンタルは驚くほど安定します。

高価な買い物だからこそ、実際に停電時に使って分かったリアルな稼働時間や、なぜこの容量(768Wh)が最適だったのかを、こちらの記事で徹底的にレビューしています。


2. ✅ 義父の助言に救われた「地震保険」:再建への唯一の光

「とりあえず入っておけ」
――震災前、義父から言われたこの一言が、 僕たちの人生を「詰み」から救ってくれました。

家が壊れ、途方に暮れていた時、 地震保険の存在は暗闇の中の灯台でした。

ここでパパたちに伝えたい鉄則は、 「保険証券をスマホで撮っておくこと」です。

原本が瓦礫の下になってしまっても、 写真一枚あれば認定の手続きがスムーズに進みます。

貯金があっても、 生活再建には驚くほど莫大なお金が 飛ぶように消えていきます。

保険は「モノ」を直すためではなく、 家族の「これからの人生」を 守るための必須装備だと痛感しています。


3. ✅ 娘の心を救う「心のケア・ポーチ」:お菓子とおもちゃの魔法

避難所で配られるのは、 乾パンやアルファ米といった「生きるための食料」です。 大人は我慢できても、5歳の子には過酷な環境です。

そこで僕が常に持ち歩くようにしたのは、 娘の大好物(アポロチョコやグミ)と、 手のひらサイズの小さなぬいぐるみです。

不安でパニックになりそうな時、 パパのポケットから「いつもの大好きな味」が出てくる。

その一瞬で、 娘の強張った表情がふっと和らぐんです。

非常食を揃える以上に、パパは 「子供の日常」をパッキングしてあげてください。


4. ✅ 停電時はただの板「現金(小銭と千円札)」の重要性

能登で痛感したのは、 キャッシュレス決済の圧倒的な脆弱性です。

停電した商店の暗いレジで 「ごめんなさい、現金のみなんです」と言われ、 財布の中の数円を数える惨めさ。

パパが用意すべきは、 千円札30枚と、大量の小銭です。

お釣りが出ない状況でも、 小銭があれば娘に飲み物を買ってあげられます。

デジタル時代のパパこそ、 アナログな現金を「家族を守る防衛資金」として しっかり隠し持ってください。


5. ✅ 【実戦】カセットコンロが変えた「絶望の食事」

被災して数日、 冷たいおにぎりばかりを食べていた時。

カセットコンロで沸かしたお湯で淹れた 一杯の温かい味噌汁……。 あの温かさに、家族全員で涙を流しました。

 パパの秘伝:鍋でお米を炊くコツ

実はお米は、お鍋とコンロがあれば炊けます!

米1合(150g)に対して水180cc

  1. 強中火で沸騰したら全体を混ぜて平らにならす。
  2. ふたをして弱火で10分程炊き、中火で20秒炊いて火を止める。
  3. ふたをしたまま、10分蒸らす。

この蒸らしの時間が、娘の笑顔を作ります。
パパが炊き立てのご飯を振る舞えば、 そこはもう避難所ではなく、最高の「食卓」になります。

忘れないように紙のメモに書いておくといいかもしれません。


6. ✅ 貴重な水を死守する「紙皿・紙コップ」のセット

断水生活において、 水は飲み水だけで精一杯です。 洗い物なんて、到底不可能です。

そこで大活躍するのが、 大量の紙皿と食品用ラップのコンビです。

お皿にラップを巻いて使い、食後はラップを捨てるだけ。
これだけで、貴重な水を一滴も無駄にしません。

パパの役割は、 限られたリソース(水)を いかに家族の健康維持に回すか。

この小さな工夫が、 不衛生な環境から子供を守る大きな盾になります。


7. ✅ 尊厳を守る「非常用トイレ」:隠れた気遣い

避難所のトイレはすぐに不衛生になり、 冬場は凍えるような寒さの中、大行列ができます。

特に小さな女の子にとって、 あの環境は心に深いトラウマを残しかねません。

「家で、いつもの場所でできる」 という安心感のために、 1週間分の凝固剤入りトイレシートは必須です。

これはパパが用意しておくべき、 家族の「尊厳」を守るための大切なマナーです。


8. ✅ スマホ壊滅に備える「アナログ連絡帳」

もし、スマホの画面がバキバキに割れたら? もし、水没して動かなくなったら?

パパは、ママや義父の電話番号を 暗記できていますか?

家族全員の連絡先、避難場所の住所。 これらを記した「紙のメモ」を、 娘のリュックとパパの財布に忍ばせてください。

アナログですが、 これこそが最後のリスクヘッジになります。


9. ✅ 水がいらない「衛生ケアセット」でイライラを防ぐ

お風呂に入れない日が続くと、 肌トラブルだけでなく、 精神的なストレスが爆発しやすくなります。

  • 大判のウェットボディタオル
  • 水のいらないドライシャンプー

これがあるだけで、 仮設住宅の狭い空間でも 「清潔さ」を保つことができます。

家族を「病気」からも「イライラ」からも守る。

細やかな配慮が光るセットです。

また、地震の後の「豪雨」による孤立で、さらに必要性を痛感したアイテムも10個あります。こちらもあわせて確認し、二重三重の備えを固めておいてください。


10. ✅ 毎日伝えている「パパが絶対守る」という約束

最後は、道具の話ではありません。

一番の防災は、パパの「覚悟」を 家族に伝え続けることです。

「何があっても、パパが絶対に守るから大丈夫だよ」

今朝の僕のように、 余裕を失って失敗することもあるかもしれません。

でも、その言葉を毎日かけ続けること。

その積み重ねた信頼関係が、 いざという時に、娘の足を 一歩前へ進める「勇気」になります。

また、地震だけでなく「豪雨による孤立」も経験したことで、さらに追加で痛感した「子持ち家庭特有の必需品」もあります。こちらもあわせて確認し、備えの死角をなくしてください


まとめ:今日、パパが買うべき優先3選リスト

この記事を読み終えたら、 まずはこの3つだけ揃えてください。
ここからパパの「家族防衛」が始まります。

  1. ポータブル電源(情報と安心の源)
  2. カセットコンロとボンベ(温かい食事の力)
  3. 心のケア・ポーチ(子供の笑顔を守る魔法)

防災は、大切な人を想う「愛」そのものです。

僕も失敗だらけのパパですが、 先日のお迎えでは娘を全力で抱きしめてきました。

明日も、明後日も、 家族を笑って守れるように。 一緒に一歩ずつ、備えていきましょう。

ゆるり

能登での二重被災(地震・豪雨)を経験し、現在は仮設住宅にて生活しています。

身体障害1級の妻の介護と、5歳の娘の育児を同時に担う「ダブルケア」の毎日。
絶望の淵から立ち上がり、家族との未来を守るために2026年1月よりブログを再始動しました。

目標は、ブログを通じた情報発信で、自宅再建と生活の基盤を作ること。
過酷な環境下で家族を支えるためのリアルな挑戦の記録や、日々の工夫を発信しています。

同じ境遇の方や、人生の壁に立ち向かっている方の力になれば幸いです!

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